JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION

1本のシャープ芯でどれくらいの距離まで書けるの?
   一般的なシャープ芯の長さは60㎜ですが、シャープには残芯がつきもので、この分を差し引くと約45㎜が筆記可能なシャープ芯の長さになります。
   0.5㎜HB芯を1㎜出した状態で、約5m筆記できますので、シャープ芯1本を使うと約225m筆記できるということになります。
   ただし、この筆記距離は一般的な筆圧で普通紙に書いた時の計測なので、筆圧の差や、使用する紙の材質なとによっては影響を受け、筆記可能距離が変わる事が考えられます。
   また、最近では残芯が少ないタイプもありますので、さらに長い距離を筆記することができます。

カラー芯はあるの?
   太さは0.5㎜ ・ 0.7㎜等があります。
   作り方にはワックスなどで固めた非焼成芯と、セラミックスにインキを含浸した焼成芯の2種類があります。
   非焼成芯は色鉛筆に近いため、軟らかい書き味です。また顔料で着色しているので耐光性に優れています。
   焼成芯は鉛筆芯と同様、高温で焼成されているため、強度がありサラサラした書き味で消しゴムで消去可能です。

シャープ芯の太さと長さは決まっているの?
芯の太さと長さはJISで決められています。
例えば
0.5㎜芯は、0.55㎜~0.58㎜の太さの基準内で作られています。
長さ60㎜の芯は、59~61㎜の長さの基準内で作られています。
   各メーカーは、この基準に沿って製造しておりますので、別メーカーのシャープにも共有することができます。



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