JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
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 平成29年度 第16回 通常総会開催 ◆

日本筆記具工業会
2017.5.26

平成29年度 第16回 通常総会 開催
   本工業会は5月26日、上野精養軒にて「第16回通常総会」を開催しました。今回は役員任期満了改選があり、小川晃弘会長(㈱トンボ鉛筆)から石川真一新会長(ゼブラ㈱)にバトンタッチが行われました。
<小川晃弘会長 挨拶>  
   会長としての2年間無事任期を終えることができましたのも、皆様のご協力のおかげで誠にありがとうございます。会長に就任した2015年は、13年ぶりの円安で輸出を中心に1595億円(前年比110%)という大きな伸びを示しました。2016年は一転して円高となったため1640億円(前年比102.8%)の微増にとどまりましたが、国のGDPが101%だったことから見るとまずまずの成績であったといえます。
   また、2016年は金額的には停滞した感がありましたが数量的には順調で、例えばボールペンなどは2015年が前年比104.7%だったのに対し、2016年は106.3%と更に上回っていました。これらは皆さんの不断のご努力、技術開発力が認められた結果だと確信しています。
     新会長には石川さんを推薦させていただいておりますが、持ち前の明るさで業界を引っ張って行ってくれることと存じます。皆様にも新会長のもと更なるご協力をお願いいたします。
<石川新会長 挨拶>  
     会長に選出いただきありがとうございます。今回会長は2度目となりますが、10年前に会長に就任した時には何か新しいことをやりたいということで、①技術交流会と②書育というものを提唱させていただきました。『技術交流会』の方は、部品材料メーカーの方に技術を紹介していただき、懇親会とかでの交流ではなく、とにかく商売をしようと呼びかけました。
   現在は4年に1回オリンピックイヤーに開催することとなり、現在も続いています。2つ目の『書育』については、書く道具をつくるだけでなく感性を育てたり高める活動につなげられないかとやった訳ですが、感性の部分にはたどりつけず中途半端に終わってしまいました。今各社が書くことに価値を求めるメッセージを出されているようですが、書育活動がベースになっているように感じます。
     では、今回会長として何をやるのかというと、世界に向けて日本の筆記具をもっと展開するのが目指すところで、そのためにいろんな国の規格や規制への対応が必要と考えています。中国などはGBという独自の規格で細かく規制しており、それらをクリアしないと中国国内で販売できないようになっています。それら規格への対応を含めて情報の共有化が重要になっていくと思います。会長職として2年間誠心誠意努めてまいりますのでご支援ご協力をお願いいたします。
 
   
   通常総会終了後の懇親会風景→
 

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