| ① |
愛の喜び 「クライスラー」
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このウィーン出身のクライスラーという作曲家は父親が医師で、その後ヴァイオリン演奏を始め10歳でウィーン高等音楽学校を首席卒業した人。石上さんは自分と生い立ちが似ているクライスラーに親近感を覚え、好きな作曲家だそうです。「愛の喜びは」ヴァイオリンとピアノの演奏のために作曲された、喜びを表した晴れやかな曲となっています。 |
| ② |
愛の悲しみ 「クライスラー」
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次に、同じクライスラーが作曲した「愛の悲しみ」。こちらは、「愛の喜び」と対で演奏されることが多い曲らしく、愛と悲しみの感情が強調されており、ヴァイオリンの音色が先ほどとずいぶん印象が変わります。ヴァイオリンの演奏は「喜び」にも、「悲しみ」にも聞こえるんですね。 |
| ③ |
アイネクライネナハトムジーク(小さな夜の音楽)「モーツァルト」。
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モーツァルトの曲の中でも非常に有名な曲。通常は、弦楽四重奏または五重奏で演奏される曲ですが、先ほど紹介されたいろいろな演奏方法、テクニックを駆使してヴァイオリン1本で広がりを感じる演奏をしていただいた。 |
| ④ |
バンジョーとヴァイオリン 「ウィリアム・クロール」
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今度はヨーロッパからアメリカに移り、クロードが作曲した曲。既成概念のクラシックのヴァイオリンの曲とは違い、カントリーの香り漂う、アメリカの雰囲気を存分に感じられる一曲です。こんな楽しいヴァイオリン演奏曲もあるんですね。 |
| ⑤ |
スペイン戯曲:はかなき人生「マヌエル・デ・パヤ」
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パヤが作曲した、全2幕のオペラの中の「舞曲」。この曲に合わせて、皆が舞い踊る姿が浮かんできました。 |
| ⑥ |
ヴァイオリンソナタ2番 「幸田延」(幸田露伴の妹)
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日本の曲です。幸田露伴の妹「延(のぶ)」の作曲。クラシック部門で日本初の作曲家。延の門下生には、山田耕作、滝廉太郎。ソナタ2番。ちなみに、よく耳にするこの「ソナタ」とは、クラシック音楽における楽曲の構成方法で、主に「提示部」、「展開部」、「再現部」から成り立っているものです。西洋形式の曲ですが、やはりどこか日本的な情緒を感じる曲になっています。 |
| ⑦ |
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ5番 春 「ベートーベン」
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ベートーベンというと、肖像画の印象や、「運命」の曲からどこか怖い人のようなイメージもありますが、こんな明るい曲調で、わくわくするような曲もあると紹介していただきました。「春」というタイトルも、後からこの曲を聴いた人が、感じる雰囲気で付けたもの。当時は、ピアノが主で、ヴァイオリンは脇役だったそうです。 |
| ⑧ |
ワルツ(映画「他人の顔」から) 「武満徹」 (サプライズの追加演奏曲!)
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予定の演奏時間を終了していたのですが、皆さんからの温かい大きな拍手を受けて、もう1曲の追加演奏をしていただけることに! 8月に発売された石上さんのCDタイトルにもなっている映画「他人の顔」の主題歌「ワルツ」。 |