JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
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 平成27年度 第14回 通常総会開催 ◆

日本筆記具工業会
2015.5.15

平成27年度 第14回 通常総会 開催
   日本筆記具工業会は5月15日、上野精養軒にて「第14回通常総会」を開催しました。
   今回は役員任期満了で改選があり、西村貞一会長(㈱サクラクレパス)から小川晃弘新会長(㈱トンボ鉛筆)にバトンタッチが行われました。
<西村貞一会長 開会挨拶>  
   2年間の任期があっという間に過ぎ、今は肩の荷が下りてホッとしています。大過なくすごせたのも皆様のご協力のおかげです。
   先週の5月8日~15日までの日程でISO/TC10の総会が三田の規格協会ビルで開催されました。
   その中のWG18で筆記具関係の会議を行いました。現在、WG18のコンベナー(議長職)はサクラクレパスの塩井顧問が務めており、JWIMAの会員企業の方にも出席していただきISOの規格審議を日本主導で進めています。
     ずっと以前、筆記具産業協議会の時代の時もISO/TC10/SC9(筆記具類の小委員会)では、数原洋二氏(三菱鉛筆㈱名誉会長)がコンベナーを務め活躍されていたことを覚えています。
   今の日本の筆記具産業の隆盛は、これまで頑張ってこられた業界の方々のご努力の上にあるということを認識しなければなりません。
   今後も日本が世界の筆記具業界のリーダーシップを取っていくためにも、ISO/TC10/WG18の議長職を続けていくことが必要ですので、これからも工業会の活動の支援は続けたいと思います。
<小川新会長 挨拶>  
     今年度より2年間、筆記具工業会の会長を務めさせていただきます。たいへん身の引き締まる思いです。
   西村前会長におかれては日本経済が非常に難しい状況の中で、私どもを正しい方向に舵取りをしていただきありがとうございました。
   皆さんご承知の通りJWIMAは2001年に設立され、ここ10年間の間に私どもは様々な新製品開発を行い高付加価値化に努めてまいりました。その結果、日本の筆記具の知名度、信頼性というのはその地位が築けたものと思います。
     私としましても微力ではございますが、さらに発展できるよう精一杯務めさせていただく所存です。今後ともご協力をよろしくお願いいたします。
 
<小川新会長が取り組む重点課題>  
1. 新製品開発力の強化
   商品開発力、付加価値創造力、新製品提案力を一層強化し、国内においてはマーケットの創造、海外においては国際競争力を高めていく。良質な日本のマーケットを背景に、独自の価値創造プロセスを持って書く喜びを創造していく。
2. 品質レベルの向上
   品質レベルの一層の向上を目指す。品質は定番品のライフサイクルを担保する重要な要素であり、また、新製品開発においては普及・定着のカギを握っている。国際的にも我が国筆記具の品質は高い評価を得ており、ジャパンブランドの一翼を担って、更なるレベルの向上を目指す。
3. 環境と製品の安全性
   環境及び製品安全規格がこれまではたしてきた役割を改めて調査研究し、時代に即した実効性と妥当性のある規格の在り方を協議検討し、関係各位の協力のもとこの分野における国際的なリーダーシップの確立を目指す。

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