JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
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 ◆ EWIMA(欧州筆記具工業会)技術委員会出席報告

日本筆記具工業会
2015.10.13~14

EWIMA(欧州筆記具工業会)技術委員会・BIC社 出張報告
2015.10. 13~14 ドイツ・ミュンヘン、フランス・パリにて
報告:三菱鉛筆㈱横浜研究開発センター課長 中山 協
   10月13日にミュンヘンで行われたEWIMA(欧州筆記具工業会)技術委員会にISO/TC10/WG18のコンビーナである塩井氏(㈱サクラクレパス)、シャープペンシルとボールペン類のIS(国際規格)新規制定と改正プロジェクトリーダーの小野氏(三菱鉛筆㈱)と共に出席しました。
   翌14日はパリに移動しBIC本社を訪問、「一般用シャープペンシル及びその芯」の新規制定原案とボールペン類の改正課題について、打ち合わせを行ってきました。
 
 
   EWIMAでは、塩井氏からWG18が担当しているISO活動全般について報告がありました。
   今5月の東京会議の主議題であった一般用シャープペンシルの新規制定については、プロジェクトの最初の会合が行われたこと、2018年2月が最終原案のタイムリミットであることなど、また油性、水性およびゲルボールペンの3規格とVocabularyについては改正が決議され、エキスパート募集を行ったこと、などについてです。
   また、ボールペン類の改正点である「試験紙の統一」に関して、スイスのEWIMA委員から日本案に反対の立場から制定の歴史(欧州は油性、日本は水性を担当)と現状についての説明がありました。塩井氏からは意見があるならばISOで議論をして欲しいとの返答があり、最後に来年のISOはベルリンで開催されるので、欧州からもたくさん出席してもらうよう案内がありました。その他のEWIMA技術委員会の議題は今回も「製品安全性」に関連するものです。
   翌日は午前中にパリに移動、午後にBIC社訪問の計画でした。予定通りシャルルドゴール空港に降り立ったもののタクシー乗り場は長蛇の列で一向に進みません。様子を見ようと出口ゲートに向かうと、なんと自動小銃をかかえた迷彩服の兵士に阻止されてしまいました。その時は、余り緊張感は感じられませんでしたが、今思えばすでにテロに対する警戒が強化されていたのでしょう。その後パリ市内のあちこちで同様の兵士の姿を見かけました。
   空港内に話を戻します。日本とは違って当局から何の説明もなく、かつ騒ぐ人もない不思議な長い列を離れ、電車でパリ市内に移動することにしました。適当な駅で降りタクシーを捕まえホテルへ向かい、荷物を預けて即BIC社へ。昼食抜きになりましたがBIC社との打ち合わせには何とか間に合うことができました。
 
   
    BIC本社での打ち合わせは、BIC社員4名(うち2名は東京会議出席者)と我々3名の計7名で、時に白熱した議論となり3時間におよびました。一部課題は残りましたが、有意義な討論でした。次の目標は、それらを踏まえたシャープペンシルの修正原案を来年1月にISOへ提出することです。
 

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