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筆記する時はボールペンを立てて・・・ |
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ボールペンのチップ内部には、ボールを受ける受座があります。この受座はボールの丸みにしっくり合わせており、なめらかな回転が得られるように設計されています。したがって、いつまでも快適な書き味を持続するためには、筆記時にボールにかかる力を受座が正しく支えられるような筆記角度、すなわち60゜~90゜で筆記するのが理想的です。
また、あまり寝かせて書くと、ボール保持部の外周が紙面に当たって磨耗し、ボールがとび出す等の原因になります。このような書き方は避けてください。 |
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ボールペンは下向きで・・・ |
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〔インキの逆流が起きるわけ〕
普通のボールペンは、インキがそれ自身の重み(重力)で落下することを利用して、チップの先端にインキを送り込むという仕組みになっています。
このため、上向きにして書くとインキが出ないばかりかボールとボール保持部の隙間から空気が巻き込まれて、チップ内部に空気の通り道ができ、インキはそれ自身の重みでチップと反対方向に流れます。
この現象を「逆流」といいます。
逆流すると、筆記ができなくなり、漏れたインキで手や衣服を汚すことがあります。
これは市販されているほとんどのボールペンで起こります。(加圧式等上向き筆記できるものは除く)
したがって、普通のボールペンを使う場合、チップの角度が水平以上になる上向き筆記はしないでください。
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ご注意!
チップの角度が水平以上になる上向き筆記はしないでください。 |
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○の例 |
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☓の例 |
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