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![マーキングペンのしくみについて](images/markingpen3.gif) |
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![中の構造はどうなっているの](images/title.gif) |
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中綿式の構造 |
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マーキングペン本体にインキを含んだ中綿(インキを含ませた貯蔵体)を内蔵し、その中綿に接触するようにペン先が取り付けてあります。
インキは毛細管現象によって中綿からペン先に伝わり、ペン先を筆記面にあてることにより筆記ができるようになっています。
利点は気圧の変化に影響されにくいことです。 |
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![中綿式構造図](images/illust1.gif) |
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直液式の構造 |
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直液式は中綿式と異なり、マーキングペン本体にインキが直接充填されています。
インキのペン先への供給方式はジャバラ式やバルブ式があります。
ジャバラ式は、インキが充填されているインキタンクとペン先を中継芯で結んでいます。
インキは中継芯からペン先へと伝わります。
中継芯の周りにはジャバラが装着されており、インキの流れる量をコントロールしています。 |
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![直液式構造図](images/illust2.gif) |
バルブ式は、インキタンクとペン先の間にバルブが装着され、ペン先を筆記面にあてて押すとバルブが開き、インキがペン先に供されるようになっています。
バルブ式の利点は、粘度の高いインキを吐出しできることです。
インキタンク内に撹拌子(かくはんし)が入っていているものは、使用前にキャップをした状態でペンを振ってインキの成分が均一になるように撹拌する必要があります。
直液式の利点として、インキ残量がわかること(インキタンクを透明にした場合)や、最後までインキが使用できることです。 |
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![ペン先の形状と主な用途](images/title1.gif) |
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形状
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一般例
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一般例の主な用途
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![現在主流をなしているペン先](image1.gif)
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・水性極細サインペン
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![](image7.gif)
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●グラフ書き
●ノート書き
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![現在主流をなしているペン先](image2.gif)
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・油性細字サインペン
・水性カラーサインペン
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![](image8.gif)
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●印刷物への書き込み
●宛名書き
●部品チェック
●採点など
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![主に筆ペンの形状](image3.gif)
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・筆ペン(水性)
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![](image9.gif)
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●宛名書き
●芳名録
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![方向性がなく、一定の線幅の筆記に適している。](image4.gif)
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・水性・油性中字マーカー
・ペイントマーカー
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![](image10.gif)
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●持ち物への名前書き
●ポスター・POP書き
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![アンダーライン用マーカーなどのペン先](image5.gif)
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・水性蛍光ペン
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![](image11.gif)
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●マーキング
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![太字、中字、細字が書き分けられる。マーキングペン発祥のペン先](image6.gif)
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・水性・油性太字マーカー
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![](image12.gif)
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●ダンボールへの
書き込み
●ポスター・POP書き
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上の表は一般的な例と用途です、詳細については各メーカーのホームページをご覧ください。 |
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