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ここでは、現在一般的となっている「本体を押してインキを出す修正ペン」(本体スクイズ式)及び「キャップを軸に押しつけてインキを出す修正ペン」(キャップポンプ式)について記載させて頂きます。 |
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修正液は、液体の溶剤と顔料(着色剤)の酸化チタン、溶剤に溶ける樹脂からできております。溶剤に対し酸化チタンの比重は重く沈殿しやすい為、長期間ペン先を下に向けて放置致しますと、ペン先内部に酸化チタンが沈殿してしまいインキが出なくなる場合がございます。
保管する際はペン先のインキを拭き取り、キャップをきちんと閉めた状態でペン先が上向きまたは横向きになるように保管してください。 |
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修正液は、溶剤と樹脂及び顔料(着色剤)の酸化チタンが主な成分です。
顔料は粒子であり、溶剤中に溶け込んでいるのではなく分散しております。(図1参照)
その為、製品が放置された状態・温度環境等により進行は異なりますが、徐々に顔料粒子が沈殿し、溶剤と顔料粒子が分離した状態となります。(図2参照)
この現象は、身近な例として水の入ったバケツに泥を入れてかき回すと、徐々に下にドロドロの泥が蓄積され、上澄みにはわずかに濁った水となることを思い浮かべてください。
濃度の濃くなった部分は、沈殿により顔料同士が集合した塊りとなります。
この状態で液を出しますと、上澄みの透明な液が出てくるだけで、文字等を修正することはできません。
また、その状態で使い続けますと、こんどは顔料の塊りがドロッと出てきて、上手く修正できず、塗布面が荒れて再筆記も困難となります。
更に、ペン先内部に顔料の塊りが詰まってしまう場合があり、このような状態となりますと液が全く出てこなくなってしまいます。
このような状態にならないようにする為、修正液の本体内部には、液をかき混ぜるための金属部品が入っております。
振るとカチカチ音がするのは、この金属部品が入っているからです。
修正液を使用する前には、必ずキャップをしたままカチカチと音をさせてよく振ってください。
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修正液は、揮発性の溶剤を使用しております。その為、製品が保管されております環境によっては、温度上昇により容器内部の圧力が高くなってしまいます。
このような状況になりますと、修正液を出した場合に、外圧と平衡状態(同等状態)になろうとする力が働き、この力は空気の交換という形で現れ、空気と共に液が大量に出てしまいます。
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(本体スクイズ式の場合)
液が出過ぎるときは、ペン先を上にして不用な紙に押しつけ、軽くボトルを押して空気抜きを行なってください。 |
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(キャップポンプ式の場合)
液が出過ぎるときは、ペン先を上にして不用な紙に押しつけて空気抜きを行なってください。 |
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@ペン先を下向きにして置いていませんか。
ペン先が上向き又は横向きになるように保管してください。
*「保管方法」の項をご参照ください。 ※リンク※ |
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Aキャップをしないで放置していませんか。
ペン先が乾燥してしまい、詰まってしまいます。
ご使用後は、必ずキャップをしてください。 |
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Bご使用前に、本体をよく振らずに使用していませんか。
修正液を使用する前には、必ずキャップをしたままカチカチと音をさせてよく振ってください。
*「振るとカチカチ音がするのは何」の項をご参照ください。 ※リンク※ |
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Cキャップ内部が修正液で汚れていませんか。
キャップ内が汚れていますとキャップがしっかり閉まらない場合があり、ペン先乾燥の原因となります。
ご使用後は、ペン先をよく拭いてからキャップをしてください。 |
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